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親子で節水!子どもでもできる節水方法や節水シャワーヘッドについてご紹介します

人間が生命を維持して快適に暮らすためには、水が不可欠です。
大切な水を守るためにも、親子で節水する習慣を身につけましょう。
節水することは、家計の助けにもなります。
子どもと一緒にできる節水方法や前向きに取り組んでもらう方法、効率よく節水できる節水シャワーヘッドについてご紹介します。

子どもでもできる節水方法!親子で一緒に取り組もう

東京都水道局が発表した家庭で使われる水の量は、1位風呂、2位トイレ、3位炊事、4位洗濯、5位洗面・その他となっています。
風呂、トイレ、洗面など、子どもが利用することの多い使い方を見直して、節水に役立てましょう。

お風呂でお湯を使わないときには止める習慣をつける

お湯を使わないときには、こまめに止めることが大切です。
頭髪や体を石鹸で洗っているときに、シャワーのお湯を流しっぱなしにするのはやめましょう。
シャワーを3分間流しっぱなしにすると、約36リットルのお水が失われるといわれています。
「使わないときには止める」を習慣にすると、大きな節水になります。
また、ボディタオルを洗うときには洗面器にためたお湯で洗うなど、洗面器を上手に活用するのもおすすめです。

節水シャワーヘッドを利用すると子供でも節水しやすい

シャワーのお湯を節水するには、節水シャワーヘッドを利用するのがおすすめです。
節水シャワーヘッドを利用することで、効率よく節水することができます。
節水シャワーヘッドを選ぶときには、次のことに注意しましょう。

・サイズが合ったものを選ぶ:節水シャワーヘッドを自宅のものと交換するには、取り付け口のサイズが同じものを選ばないといけません。複数種類があるため、必ず確認してから同じ規格のものを購入しましょう。
・軽く握りやすいいものを選ぶ:重いものだと、子どもが利用することができません。できるだけ軽く、子どもでも握りやすいものを選びましょう。
・ストップボタンのついたものを選ぶ:水を出したり止めたりできるボタンがついているものがおすすめです。頭髪や体を洗っているときに蛇口を開閉するのは面倒ですが、シャワーヘッドにボタンがついていると、楽に操作できるためお湯の流しっぱなしを減らすことができます。
・水圧が適したものを選ぶ:水圧が弱すぎると、洗い流すのに時間がかかったり、洗い残しができたりしてしまいます。逆に水圧が強すぎると、肌が痛くなるため注意しましょう。
・節水力の高いものを選ぶ:どれだけ節水できるのかは、節水シャワーヘッドの種類によって違います。使いやすさや価格などと比較しながら、できるだけ節水効果の高いものを選ぶとよいでしょう。

トイレの大小レバーやボタンを正しく使い分ける

トイレには大小のレバーやボタンがついており、排便時には大、排尿時には小のレバーで水を流します。
大レバーは小レバーよりも水量が必要なため、排便時以外は小レバーで流すようにしましょう。
節水することは大切ですが、衛生的に生活するためにもトイレは1回ごとに流してください。
自宅できちんとトイレを流さないと、外出先でも流すのを忘れるというトラブルが起こりやすくなってしまいます。
また、風呂の残り湯などを便器に流す方がいらっしゃいますが、トイレの故障を招くおそれがあるためおすすめしません。

手洗いや洗顔をするときに水を流しっぱなしにしない

水を無駄に流さないことが大切です。
水を使わないときには、こまめに止めましょう。
洗面台のお水を30秒間流しっぱなしにすると、約6リットルの水が失われるといわれています。
石鹸で手を洗うときには水を止め、洗い流すときだけ水を流しましょう。
うがいをするときにコップを使用すると、水の量を減らすことができます。

子どもに節水の大切さを理解してもらうには?

子どもに節水するよう勧めても、面倒くさがって嫌がることもあるでしょう。
子どもに進んで節水してもらうには、水の大切さや、自分の行動でどれだけ節水できるのかを知ってもらうのが効果的です。

水がないと生きていけないことを再確認する

人間は水がないと生きていけません。
水を全く飲まない状態だと、4~5日しか生命を維持できないといわれています。
また、風呂や手洗い、洗濯やトイレなど、水がないと快適に生活することができません。
水が人間にとってどれだけ大切なのかを、子どもと一緒に再確認するとよいでしょう。
地球は表面の3分の2が水に覆われており「水の惑星」とも呼ばれるため、飲み水が豊富にあると思っているお子様もいらっしゃるかもしれません。
けれどそのほとんどは海水で、飲むことはできません。
淡水は地球の水量の約2.5%しかなく、そのうちの半数以上が氷や氷河の状態にあるため、地下水や河川の水は地球の水量の約0.8%となっています。
また、世界の人口が増え続けていることと地球温暖化が、水不足を引き起こすおそれがあると考えられています。
水不足を防ぐためにも、一人ひとりが水を大切にしなければいけません。
子どもと一緒に、インターネットや本などで水の現状と大切さについて調べてみるのもおすすめです。

毎月の水の使用量と料金をチェックして成果を実感する

子どものやる気をアップするには、毎月の水の使用量を一緒にチェックするのがおすすめです。
毎月の水の使用量を見て自分の行動が節水につながることを実感すると、やる気もアップします。
合わせて、どれだけ水道料金がかかるのかもチェックするとよいでしょう。
水はただではないと理解し、どれくらいお金がかかるのかを知ることは、将来のためにも役立ちます。

親子で楽しく節水しましょう!

子どもと一緒に水の大切さを再確認して、地球のため家計のために節水に励みましょう。
初めはうまくできないこともあるかもしれませんが、毎日取り組むことで習慣となり、成果が現われるようになります。
親子で楽しく、ゲーム感覚で行うのもおすすめです。
子どもが上手にできたとき、節水に効果が現れたときには、一緒に喜んでほめてあげましょう。

≪参考記事≫

水の上手な使い方 | くらしと水道 |東京都水道局

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