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甘露乃水・3日後の水素の溶存量を測定・実験方法と結果を発表

水素水は、水の中に水素分子(以下では単に水素と呼ぶことにします)を溶かし込んでいます。
ですが、水素は大変軽い気体のため、溶かし込んだ水素はどんどん抜けていってしまいます。

炭酸水を思い浮かべるとわかりやすいかと思いますが、炭酸水は二酸化炭素という気体を溶かし込んだ飲み物ですね。開けた瞬間から二酸化炭素がどんどん抜けていくと思います。

水素(分子)の質量は、二酸化炭素の約25分の1しかありません。そう考えると、その抜けやすさ、想像いただけるかと思います。

そのため、通常、市販されている水素水は、短くて数時間、長くても1日もすると、ほとんどの水素が抜けてしまうといわれています。

甘露乃水は活性水素だけでなく水素(分子)も溶存しているのですが、甘露乃水ではどうなのか?
甘露乃水を汲んでから3日後に水素がどれだけ入っているのか?
疑問に思うところかと思います。

今回の記事では、3日後にどれくらいの量の水素が溶け込んでいるのか(この量のことを溶存水素量といいます)を実際に測定してみましたので、その結果をご紹介します。

汲みたて直後の測定(2022年9月1日 午前3:55)

還元レベル最大状態になった甘露乃水本体から、ブルーボトル(720ml)に満タンになるまで注ぐ。

そのブルーボトルから測定用のビーカーに200cc注ぐ。

そのビーカーに溶存水素測定器(ENH-2000、詳細は巻末のリンク参照ください)を入れ、値が安定するまで攪拌しながら測定。

最大の数値が出たあと、数値が前後するようになったところで、HOLD(測定値を固定する機能)にしてその様子を撮影した。


そのときの結果は、
水温:30.2℃
溶存水素量:451ppb


測定後、注いだ分少なくなったブルーボトル瓶に、還元レベル最大状態になった甘露乃水本体を注ぎ足し、満タンになった状態で栓をして暗所に常温状態で保管。

栓にはブルーボトル瓶の写真のように、プラ製の回して締めるタイプのキャップ。

ここでの常温暗所は、24時間冷房を付けたままの部屋にあるストレージ(扉つき)内で、おおよそ26~27℃に保たれた空間。

使用したブルーボトル瓶は写真のもの。


《使用した測定器へのリンク》

ポータブル溶存水素計ENH-2000

約3日経過後の測定(2022年9月4日 午前1:40)

暗所に3日間放置してあったブルーボトル瓶を取り出す。

そして初日と同じように、測定用ビーカーに200ccほど注ぐ。

そのビーカーに先に出た溶存水素測定器を入れて、攪拌しながら安定するまで測定。

最大の数値が出たあと、数値が前後するようになったところで、HOLD(測定値を固定する機能)にしてその様子を撮影した。


そのときの結果は、
水温:26.5℃
溶存水素量:405ppb


と、90%ほど水素が残っていることがわかった。

まとめ

汲みたてのときと、3日経過後のときの測定結果を撮影した写真と一緒にまとめました。

水200cc(200g)に400ppbの水素が入っているということは、その水の中に約0.09mgの水素が溶け込んでいることを示しています。

これを水素分子の数でいくと、約2,400万兆個という途方もない数になります。
※水素分子の数を算出する計算式(当方で計算した紙のスキャン)を下記の参考リンクに載せてました。もし興味ありましたら参考ください。

人は、諸説ありますが40~100兆個ほどの細胞からできていると言われています。

ですので、コップ一杯分は約200ccですが、400ppbの水素が入った水素水を飲むと、
人の細胞数に対して、おおよそ何十万倍もの数の水素を体内に取り入れることになります。

400ppbある200ccの水を飲むだけで、これだけの数の水素を体内に取り入れることができますので、
十分に抗酸化に寄与してくれるのでは、と期待できますね!


<今後>
今回は、簡易タイプの溶存水素測定器を使用しました。
次回以降では、下記リンクにある精度の高い測定器にて、追試験を実施したい。
そして、複数本の瓶を用意する、種類の違う容器(ガラス製なのかプラ製なのかなど)を用意する、異なる環境で保管する、など様々な条件下での測定を実施し測定誤差も考慮した確かな測定結果を残していきたいと考えている。


≪参考リンク≫

東亜ディーケーケー製 高感度 溶存水素計

200ccに溶存水素量400ppbを計測したとき、その水の中に含まれる水素分子の数を計算した用紙