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スマホやPCを毎日使う方へ、肩こりがちょっと楽になるケア方法

かつては肩こりというと高齢者がなるイメージでしたが、スマホやパソコンの普及に伴って若者の肩こりが増えています。
肩こりのケア方法を身につけて、肩こりと上手に付き合っていきましょう。

何が原因で肩こりになるの?

肩こりが起こるのには原因があります。
自分の肩こりの原因をチェックしてみましょう。

筋肉の緊張

肩には頭と両腕を支える役割があるため、常に負荷がかかっている状態です。
そのため、肩まわりの筋肉は緊張して疲労しやすくなっています。
長時間同じ姿勢や肩に負担のかかる姿勢をとっていると、さらに肩の緊張を招いてしまいます。

肩まわりの血行不良

血液は栄養や酸素、老廃物や二酸化炭素などを運ぶ働きをもっています。
そのため血行が悪くなると、必要な栄養や酸素が細胞にいきわたらなくなってしまいます。
また、疲労物質や老廃物が体に停滞することになるため、肩こりが起こりやすくなってしまいます。

眼の疲れ

眼の疲れと共に、肩こりを感じる方が増えています。
眼精疲労がどうして肩こりなどの全身症状を引き起こすのかははっきりと分かっていませんが、眼の疲労をもたらす行動が肩こりも招くのではないかと考えられています。

他の疾患によるもの

他の疾患が原因で、肩こりが生じている場合があります。
肩の関節まわりに炎症が起こる五十肩や、椎間板が変性することで起こる椎間板ヘルニアになると、肩こりのような症状が起こりやすいといわれています。
また、狭心症や心筋梗塞などの内科疾患でも、肩こりのような症状が生じる恐れがあります。

肩こりを和らげるためにできること

肩に負担をかけないようする

肩に負担のかかる姿勢を長時間とると、肩まわりの筋肉が緊張して肩こりが起こってしまいます。
猫背や前かがみの姿勢は肩への負担となってしまうため、背筋を伸ばして正しい姿勢をとるように心がけましょう。

スマホを使用するときにうつむいた姿勢をとっていると、スマホ首と呼ばれるストレートネックになる恐れがあります。
スマホ首になると首の自然なカーブが失われてまっすぐになり、肩こりを引き起こす原因になってしまうことがあります。

スマホを使用するときには、背筋を伸ばして顔をまっすぐにした状態で、目線が合う位置にスマホをもってくるようにしましょう。
スマホを希望の位置に固定できる、スマホスタンドがあると便利です。

重い荷物を長時間持つのも肩への負担となってしまいます。
荷物を持つときには、片側に偏らないよう左右交互に持つことをおすすめします。

眼の疲労を抑える

スマホやパソコンの使い過ぎは、眼への大きな負担となってしまいます。
スマホやパソコンを使用するときには、ブルーライトカット効果のある眼鏡をつけたり、画面にシートを貼ったりするのがおすすめです。

また、眼を酷使する作業をするときには1時間に10分ほどの休憩をとり、眼を閉じたり遠くを眺めたりして眼を休ませましょう。
夢中になるとまばたきを忘れて眼が乾燥しやすくなるため、意識してまばたきする回数を増やしてください。

眼が疲れて充血や痛みがあるときには、水に浸して絞った冷たいタオルで眼もとを冷やすのがおすすめです。
逆にリラックスしたいときには、温かい蒸しタオルで眼を温めるとよいでしょう。

体を温めて血行を促す

肩まわりの血行を促すには、肩を冷やさないようにすることが大切です。
冬の寒さや、エアコンの冷気などから肩を守りましょう。
直接冷たい風が当たらないよう、衣類やストールなどを活用するのがおすすめです。

温かい湯船に浸かることでも、体を温めることができます。
肩こりを軽減するには、38℃くらいのお湯で20~30分間ほど全身浴をするのがおすすめです。
入浴しているときに肩のマッサージをするのもよいでしょう。

お風呂から上がるときに、45℃前後のシャワーを肩に当てるとさらに血行を促すことができます。
肩こりがひどいときには、40~42℃のシャワーと17~20℃のシャワーを交互に2~3分間当てましょう。
それを5回繰り返してから、最後に温かいお湯を浴びてください。

血行をよくする作用や、リラックス効果のある入浴剤を使用するのもいいでしょう。
当方で取り扱っている甘露乃水は水素が豊富で抗酸化作用に優れているため、健康増進やリラックス効果を高めるのにおすすめです。

水分補給や食事を見直して血液をサラサラにする

血行をよくするには、血液をサラサラにするのが効果的です。
脂っこいものや糖分の多い食べ物ばかり食べていると、血液がドロドロになって血行が悪くなってしまいます。
血液をサラサラにするためにも、食生活を整えましょう。
血液をサラサラにする効果の期待できる、ビタミンE、ポリフェノール、DHA、ナットウキナーゼを積極的に摂るのもおすすめです。
また、体の水分が不足すると血液中の水分も減ってドロドロになってしまうので、しっかり水分を補給しましょう。

ストレッチやヨガで凝りをほぐす

日常生活に軽いストレッチやヨガを取り入れて、肩の凝りをほぐしましょう。
体を適度に動かすことで、血行を促す効果も期待できます。
長時間同じ姿勢をとった後やリラックスタイムなどに行うのがおすすめです。

休息をとって心と体をリラックスさせる

疲労がたまると、筋肉が緊張した状態が続いて肩こりを起こしてしまいます。
適度な休息をとって、疲労回復に努めましょう。
ストレスも筋肉を緊張させる原因となってしまうため、ストレスを発散することも大切です。
ストレス発散方法は、友人と食事をする、動物や自然に触れ合う、趣味に没頭するなど様々です。
いろいろ試して、自分に向いているストレス発散方法を見つけてみてください。

市販の薬を使用する

肩こりはポピュラーな疾患なので、鎮痛効果のある湿布や塗り薬、内服薬などがたくさん市販されています。
自分の症状に合う市販薬を試してみるのもいいでしょう。
どれを選べばいいのか迷った場合には、勤務している薬剤師に相談してみてください。

セルフケアで改善しない場合は医療機関に相談しましょう

セルフケアをしても症状がよくならない、または症状がどんどんひどくなるという方は、医療機関に相談することをおすすめします。
医療機関では、症状に合わせて内服薬や外用薬の処方、運動療法や温熱療法などのリハビリ、局所麻酔注射などを受けることができます。

ただの肩こりだと思っていたら、他の疾患が原因で肩こりの症状が現われていたということもあるため、きちんと検査や診断を受けておくことは大切です。
受診する場合には、整形外科を受診するといいでしょう。

まとめ

肩こりは苦痛なだけでなく勉強や仕事の効率を下げる恐れもあるため、早めの改善をおすすめします。
自分に合った方法を生活に取り入れて、肩こりの改善に努めましょう。

≪参考記事≫

肩こり痛の種類と原因|肩こり痛のはなし|EVE(イブ)【エスエス製薬】

眼精疲労のメカニズム|意外と知らない疲れの話|キューピーコーワ【公式サイト】

眼精疲労のお話し|疲れ眼・眼精疲労の解消法|

【1分対策】ストレートネック(スマホ首)は、お手軽ストレッチと正しい姿勢チェックで症状緩和

効果的な入浴方法|肩こり改善法|エーザイ株式会社

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