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寒い冬に体を温めるスパイス温活!おすすめスパイスや飲み方を紹介

気温が急に下がり、冬の気配が感じられてきたこの季節。料理やお菓子、紅茶などにスパイスをプラスして、寒い冬の日でも体の中からポカポカになりましょう。

そもそもスパイスとは?

スパイスの定義

一般的にスパイスとは「植物の果実・花・葉・根などを乾燥させ、加工した調味料」のことをさします。日本語で「香辛料」と訳されるため「スパイス=辛い」というイメージがありますが、辛みのあるスパイスというのはごく一部にすぎません。

ちなみに、スパイスは必ずしも乾燥させたものを指すわけではなく、生(フレッシュ)のものでもその素材(植物)を使っていれば「スパイス料理」と呼ばれています。

紀元前3000年前のインドでは、既にスパイスが用いられていたそう。日本でも古事記にショウガやサンショウが登場しており、スパイスが古くから世界中で親しまれていたことわかります。

スパイスの主な役割

スパイスの基本的な役割は
・香りをつける
・色をつける
・辛味をつける
の3つです。

他にも
・消臭防腐
・食欲増進
・体を温める
・うまみアップ
などがあげられます。

またお香に使われることからもわかるように、気分転換や気分を落ち着かせてリラックスしたいときにも、スパイスは効果的です。

スパイスとハーブとの違い

ハーブ(herb)の語源は、ラテン語で「薬草」を意味するヘルバ(herba)。日本語でも、「薬草」や「香草」などと訳されます。「健康に効果のある成分を含み、かつ芳香性のある有用植物」と解釈していただければよいでしょう。

スパイスとハーブはどちらも「食べものや飲みものに香りや風味をプラスする」という点では同じです。定義は国によっても異なりますが、厳密な違いはありません。スパイスが「種子、実、根などを使うもの」、ハーブが「葉、茎、花を使うもの」と植物学的に区別する説もありますが、厳密に分類するのはむずかしいといえます。

ヨーロッパでは自家栽培できない植物(コショウ、グローブ、ナツメグ、シナモンなど)をスパイスと呼び、自家栽培できる草花(オレガノ、バジル、タイム、パセリなど)をハーブと呼ぶ、というように、“自家栽培できるかどうか”で両者を分けている国もあります。またドイツでは、その植物の“グレード”によってハーブかスパイスかが分けられます。

冬の味方!体を温めるスパイス6選

クミンやシナモン、クローブなど、胃腸によいとされているスパイスは、体を温めてくれる効果も期待できます。ここではそんな“温活スパイス”を6つご紹介します。

クミン

胃腸を温めてくれるうえ、消化吸収を助け、循環をスムーズにしてくれます。インドカレーやエスニック料理に欠かせないスパイスです。

シナモン

漢方では「桂皮(ケイヒ)」と呼ばれ、生薬として使われてきたシナモンには、血の巡りをよくして体の冷えを取り除く成分が含まれています。

クローブ

甘くスパイシーな香りが特徴。腸内環境を整えてくれます。「オイゲノール」という成分に抗酸化作用があり、酸化や老化防止にも役立つといわれています。

ナツメグ

肉の臭みをとってくれるため、肉料理の下ごしらえなどによく使われます。甘い刺激的な香りとほろ苦さが特徴的です。

ターメリック

ウコンの根茎を乾燥させて粉末にしたもの。血行促進作用があり、代謝を促進します。
鮮やかな黄色をしているため、“自然由来の着色料”としても重宝されています。

ショウガ

加熱することで「ショウガオール」と呼ばれる成分が増し、体内の燃焼効果を高め、体を芯から温めてくれます。

冬はスパイスティーやラテもおすすめ

スパイスは、メイン料理からお菓子作りまで幅広く使えますが、もっとも手軽に取り入れられるのはドリンクです。ルイボスティーやウーロン茶などをベースに、お好きなスパイスをサッと入れればオリジナルスパイスティーのできあがり!

お茶を煮出すときは、お水の硬度も意識してみるとよいでしょう。詳しくは下部の記事をご参照ください。

少しマイルドにしたいときは、ミルクで割ってスパイスラテにするのがおすすめです。豆乳やオーツミルク、アーモンドミルクなどの植物性ミルクを使えばさらにヘルシーになります。甘味がほしい場合は、メープルシロップやデーツシロップといった自然甘味料を加えてみてください。

個人的な冬のおすすめは、ターメリックをがっつりと効かせた「ターメリックソイラテ」。体が温まるうえ、エネルギッシュな黄色は気分も明るくしてくれます。

なお、スパイスのなかには、妊娠中には控えたほうがよいものもありますので、妊婦さんは摂取量にご注意ください。

≪お水の硬度の記事≫

『軟水と硬水をわかりやすく解説!日本人に合うのは?料理との相性も』

まとめ

もうすぐやってくるクリスマスシーズン。シナモンやナツメグ、ショウガなどは、クリスマスのドリンク&ケーキの定番でもあります。味や香りで楽しませてくれるだけでなく、体もしっかり温めてくれるスパイスたちを、この冬は積極的に役立ててみてはいかがでしょうか?

<参考文献>
・日本安全食料料理協会|スパイス香辛料ソムリエ資格認定試験|ハーブとスパイスの違いについて
・SUNTORY|金麦スタイル|箸やすめコラム|スパイス温活
・『聖ヒルデガルトのヒーリングレシピ』(キラジェンヌ社)

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