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水回りをキレイにして運気アップ!金運の神様が喜ぶ掃除のポイント

日本では古来から、水回りには「水の神様」がいると考えられてきました。
台所やトイレ、お風呂場など、水回りを清潔にしておくことは、運気アップに欠かせません。

万物に神が宿る「八百万の神」の考え方

今から10年以上前になりますが、「トイレの神様」という歌が大ヒットしたのを覚えているでしょうか。

作者が子供だった頃、当時一緒に暮らしていたおばあちゃんに「トイレにはとってもキレイな女神さまがいる。だから毎日トイレをキレイにしていたら、自分もべっぴんさんになれるんだよ」と言われていた回想を歌ったもの。

この歌からもわかるように、日本では古くから、水回りには神様がいると信じられていました。そして水回りを常にキレイに保つことで神様が喜んでくださり、家の運気も上がるのだと考えられてきたのです。

これは、日本ならではの「八百万の神」(自然界に宿る多種多様な神)の考え方にも通じています。

風水でも「水」は重要!水の流れ=お金の流れ

水回りをキレイにすると運気が上がるということは、風水でも言われています。

そもそも風水は古代中国から伝わる「気の流れをモノの位置で制御する」という思想のこと。「風(空気)」と「水」という、生きていくうえで欠かすことのできない二大要素を、モノの配置を工夫して最大限に整えていこうというものです。また「風」は「流れ」、「水」は「流れによって生み出されるもの」を表している、という捉え方もあります。

この「流れによって生み出されるもの」としてあげられる代表的なものに、お金があります。お金は、入ってきたら次のために使う(流す)、というように“循環”させるものです。「current」が“流れ”を意味し、「currency」が“通貨”を意味する(すなわち、語源が同じ)ことからも、このことがよくわかりますよね。排水溝がつまっていたり水回りが汚れていたりすると、水の流れが滞り、お金の循環も悪くなるのです。これは決して迷信ではありません。

他にも、水回りの状態は、健康や人間関係などさまざまなことに影響を与えます。常に清潔にしておくことで、環境的に整うだけでなく、体や心も健やかに保たれるのです。

場所別に見る運気アップのポイントは?

台所(キッチン)

夕飯に食べた食器が、翌朝までそのままになっていたりしませんか?食事のあとはしっかり片付け、シンクもキレイにしておきましょう。食器を洗ったらそのままにせず、水気をしっかりふき取って棚に収納します。ゴミ箱は、陰の気が出てきてしまうのを防ぐため、フタつきのものがベターです。

また、やりがちなのが冷蔵庫にマグネットやメモをベタベタと貼ってしまうこと。これは気の流れが悪くなるので、やめることをおすすめします。「水トラブル時の連絡先」が書かれたマグネットなんて、水トラブルを引き寄せているようなもの。冷蔵庫の中身も、古い食材が忘れ去られていないかどうか、定期的に確認しましょう。フードロスの点からも、買いすぎには気をつけたいところです。

なお、台所は「火」と「水」の気を合わせもつ場所です。そのため、キッチンマットを敷く際は、これらとうまくバランスをとってくれる「木」の気をもつ素材(天然素材のもの)を選ぶのがおすすめです。

トイレ

トイレは陰の気がたまりやすいので、専用のマットレスやスリッパを用意するなどして、他の部屋とはっきり分ける必要があります。陰の気を打ち消して中和してくれるアロマや観葉植物を取り入れてみてもいいでしょう。「トイレ掃除は気が進まない…」という方は、楽しく取り組めるようインテリアなどで工夫してみてください。

トイレ掃除を長年研究・実践している人によれば「素手でやるとさらに効果的」とのこと。汚れにしっかり向き合い、心を込めて取り組むことで、神様もさらに喜んでくれるのでしょう。ちなみにその人は、外出先のトイレを使ったときも「自分が入ってきたときよりキレイにして出る!」と心がけているそうです。

また、使用時以外はトイレのフタを閉めておくことも大切です。ゴミ箱と同様、フタを開けっぱなしにしているとそこから陰の気が出てきてしまうからです。またフタを閉めてから流すことで、汚れが飛び散るのを防ぐという効果もあります。

お風呂場

シャンプーやリンス、洗顔料、入浴剤など、お風呂場はなにかとモノを多く置いてしまいがち。ですが、これらを直接床に置いていると運気が下がるといわれています。

『人生がときめく片付づけの魔法』などで知られる、片付けコンサルタントの近藤麻理恵(こんまり)さんは、お風呂場には一切モノを置かないのだそう。床に直接ボトル容器を置くとどうしても底にヌメリがついてしまいますが、ヌメリにはときめかない…だからこそ最初から置かず、脱衣所の棚に収納して入浴の際に随時持ち込んでいるのだそうです。

もし、これが大変だなと感じる場合は、シャンプー類などはラックなどに収納して、直接床に置かないようにするとよいでしょう。もちろん掃除道具も浴室には置かず、使い終わったら換気のよい場所へ収納します。

また排水溝には、髪の毛をはじめ、皮脂やアカ、石鹸カスなどさまざまな汚れがたまります。掃除を怠ると邪気が充満しやすいので、ブラシなどでこまめに掃除しましょう。

まとめ

定期的に窓を開けたり換気扇を回したりすることで新鮮な空気を取り込み、気の流れをスムーズにすることも大切です。掃除をする際は、ただ業務的にするのではなく、神様への敬意や感謝を込めて丁寧に行いましょう。習慣化した頃には、きっと幸運体質になっているはずです。

<参考文献>
・LiberReno|風水で暮らしを豊かに|ライフステージ|どうして「風水」と呼ぶの?風と水を上手に扱いよい氣を流そう!
・日本占い師協会|風水セラピスト|水回りが重要!水回りの風水について