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高齢者の約5人に1人が認知症になる?認知症を予防する7つの方法

高齢化が進む日本では、いずれ高齢者の約5人に1人が認知症になるのではないかと言われています。
認知症を完全に治すことはできませんが、生活習慣や食生活などを見直すことで、認知症の発症を遅らせたり、進行を緩やかにしたりするサポートをすることが可能です。
認知症になりたくない!という方に、認知症の予防に役立つ方法をご紹介します。

気になる認知症の種類や特徴

認知症とは、後天的な脳の障害などによって認知機能が低下し、日常生活に支障が生じている状態をいいます。
主な認知症の種類と特徴について見ていきましょう。

アルツハイマー型認知症

認知症は、発症する原因によって種類が分かれています。
現在最も多いのがアルツハイマー型認知症で、認知症の半数以上を占めています。
脳神経がダメージを受け、脳の一部が萎縮することで発症します。
症状はもの忘れから始まることが多く、次第に物の名前や過去などを思い出せなくなり、現在いる場所や日時なども分からなくなります。
症状の進み方には個人差がありますが、症状が進むと日常生活に支障が現れるとともに、意思疎通が困難になってしまいます。

血管性認知症

アルツハイマー型認知症に次いで多いのが、血管性認知症です。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳血管に障害が起こることで発症します。
まだら認知症になるのが特徴で、物忘れはあるけれど計算はしっかりとできる、日によってできることとできないことが違うなどの症状が現れます。
また、アルツハイマー型認知症と併発することも多くなっています。

その他の認知症

レビー小体型認知症は、脳にできたレビー小体(タンパク質のかたまり)によって、脳神経が破壊されることで発症します。
幻覚やパーキンソン病のような症状が現れるのが特徴です。

前頭側頭型認知症は、前頭葉や側頭葉の脳神経がダメージを受けることで発症する認知症で、理性的に行動できなくなったり、言葉がスムーズに出なくなったりするなどの症状が現れます。

また、65歳未満の人が発症する若年性認知症もあるため注意しましょう。

今日から始められる認知症を予防する7つの方法

食生活や生活習慣、社会との関わり方などを見直すことで、認知症の予防に役立てることができます。
また、生活習慣病があると認知症になるリスクが高くなってしまうため、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などの生活習慣病を予防することが大切です。

バランスのとれた食事を心がける

いろいろな栄養素をバランスよくとりましょう。
肥満を予防するためにも、カロリーのとり過ぎに注意してください。
生活習慣病の原因といわれている、活性酸素の除去をサポートしてくれる食材をとるのもおすすめです。
ブルーベリーや大豆、緑茶などに含まれているポリフェノール、トマトやホウレンソウ、鮭などに含まれているカロテノイド、水素水などを意識してとるとよいでしょう。

無理せずにできる運動を適度に取り入れる

適度な運動を習慣にすることも大切です。
体に負担がかからない程度の運動を、継続するようにしましょう。
ウォーキングやラジオ体操など無理なく取り組めるものを、習慣にするのがおすすめです。
地域のスポーツクラブに参加したり、スポーツジムに通ったりするのもよいでしょう。

環境を整えて質の高い睡眠を確保する

健康を保つのに質の高い睡眠は欠かせません。
高齢になると睡眠が浅くなるため、物音などで目が覚めやすくなってしまいます。
パートナーのいびきや歯ぎしりで、目が覚めてしまう方も多いようです。
いびきや歯ぎしりは医療機関で改善することができるため、相談してみることをおすすめします。
睡眠中に腰や肩の痛みがある場合には、マットや枕を見直したり、抱き枕などのサポートグッズを活用したりするのがおすすめです。

できるだけ飲酒や喫煙を控える

飲酒や喫煙は、認知症や生活習慣病になるリスクを高めるといわれています。
健康にも様々な支障を与えるため、禁酒や禁煙するとよいでしょう。
自分の力だけで禁酒や禁煙が難しい場合には、医療機関で行っているアルコール専門外来や禁煙外来を受診するのもおすすめです。

自分の健康状態をチェックする

自分の体や心の変化に注意して、健康維持に努めることが大切です。
生活習慣病は早期発見・早期治療が大切なので、定期的に健康診断を受けましょう。
また、認知症の治療を早期に始めることで、症状の進行を緩やかにしたり、症状を緩和したりできることもあります。
年齢とともに医療機関を受診する機会が増えるため、かかりつけ医をもっておくとよいでしょう。

社会との関わりをもつように心がける

社会と関わりをもつことで脳が活性化され、認知症の予防に役立つといわれています。
仕事やボランティア、町内会の活動など、社会と関わる機会を増やしましょう。
地域のイベントや講座、サークルなどを利用するのもおすすめです。
認知症予防に取り組んでいる自治体もあるため、自分に合うものがないかチェックしてみましょう。
社会と関わることは大切ですが、ストレスを感じると逆効果になることがあるため注意が必要です。
無理せずに、自分らしく楽しみながら社会と関わっていきましょう。

生きがいを見つけて毎日を楽しむ

毎日を楽しく過ごすことも、認知症予防に役立ちます。
ミュージカルや映画鑑賞、読書など、自分が楽しいと感じる時間をもちましょう。
ボーリングやゴルフ、ハイキングなどもおすすめです。
現在はおひとりさまでも楽しめる飲食店やバスツアーなどが揃っているため、自分のペースで楽しむことができます。
インターネットなどで情報も得やすくなっているため、生きがいとなることを探してみてください。

認知症予防をして健康寿命を延ばしましょう

健康寿命を延ばして充実した毎日を送るには、認知症を予防することが大切です。
食生活や生活習慣、社会との関わり方などを見直して、認知症の予防に役立てましょう。
生活習慣病や認知症の予防にも役立つ水素水にご興味のある方は、当社にご相談ください。
当社の甘露乃水は活性水素を豊富に含んでいるため、活性酸素の除去に役立ちます。
毎日を楽しみながら、認知症予防に取り組みましょう。

≪参考記事リンク≫

認知症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省)

認知症の種類/アルツハイマー型認知症 | 認知症 | 第一三共エスファ 一般利用者向けサイト