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マスクを外す前に口臭対策!口臭が発生する原因と予防・改善方法について

口腔内のケアや口臭予防を行っていますか?
口臭が気になるせいで、マスクを外したくない方もいらっしゃるようです。
口臭が発生する原因や対策をチェックして、口臭の予防と改善に役立てましょう。

口臭がするのはどうして?

口臭が発生する原因には、さまざまなものがあります。
自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

舌苔がたまっている

口臭の原因の半数以上が、舌苔によるものだといわれています。
舌苔とは舌の表面についている白っぽい苔状のもので、口腔内の粘膜の剥がれたものや唾液の成分、食べかすや細菌などからできています。
舌苔は口腔内の清潔が保たれていなかったり、口腔内が乾燥していたりするとできやすくなります。

歯周病になっている

歯周病も、口臭の大きな原因となっています。
歯周病とは歯肉が細菌に感染して炎症を起こしているもので、適切なケアをしないと歯を支えている骨が溶けてしまう疾患です。
歯垢(プラーク)には細菌が含まれているため、歯に歯垢がたまると、細菌が産生する毒素によって歯周病になりやすくなります。

虫歯を放置している

虫歯をそのままにしていると、虫歯がある部分に食べかすなどがたまり、細菌が繁殖して臭いが強くなるといわれています。
適切にデンタルケアができていないと、歯垢がたまって虫歯になりやすくなるため注意しましょう。

口腔内が乾燥している

唾液には口腔内の食べかすを洗い流したり、細菌の繁殖を抑えたりする働きがあります。
そのため唾液の分泌が減ると、口腔内の細菌が増えて口臭が発生しやすくなります。
唾液の分泌は、噛む回数の減少や口呼吸、加齢やストレス、女性ホルモンの影響によって低下しやすいといわれています。

タバコやアルコール、臭いの強い食べ物

タバコやアルコールも、口臭の原因となってしまいます。
ニンニクやネギ、キムチや納豆、コーヒーも臭いが強くなりやすいため注意しましょう。

口腔以外の疾患によるもの

口臭の原因の9割は口腔内にあるといわれていますが、口腔以外の疾患が原因になっている場合もあります。
胃腸炎、慢性鼻炎、糖尿病、肝硬変などは、口臭が起こりやすくなるといわれています。

口臭をなくすにはどうすればいい?

口臭を予防・改善するには、口腔内の清潔と健康を保つのが効果的です。
口臭を軽減するのに役立つ、具体的な方法についてみていきましょう。

毎日の歯磨きを丁寧に行う

毎日の歯磨きを適切に行って、歯垢をためないようにすることが大切です。
食後や就寝時に歯磨きをして、食べかすが口腔内に残るのを防ぎましょう。
歯ブラシは自分の口腔や歯に合ったものを選び、デンタルフロスや歯間ブラシなども必要に応じて活用してください。
正しく歯が磨けているか不安な方には、歯科で行われているフラッシング指導がおすすめです。
正しい歯磨き方法を身につけることで、口臭を予防するとともに、口腔内の健康を守る手助けができます。

舌苔を取り除く

舌苔が付着している場合には、舌苔がある部分を舌ブラシでやさしくこすって取り除きましょう。
舌はデリケートなので、傷つけないように注意してください。
奥から手前に向かってこすると、嘔吐反射を抑えて磨くことができます。
舌苔は1回のケアですべて取り除くのではなく、複数回に分けて取りましょう。
ケアしすぎると舌にダメージを与えてしまうため、1日1回を目安にしてください。

口腔内の乾燥を防ぐ

口臭を予防するには、口腔内の乾燥を防ぐことが大切です。
食べ物を噛むと唾液の分泌が増えるため、よく噛んで食べましょう。
口呼吸だと口腔内が乾燥しやすくなるため、鼻で呼吸するようにしてください。
また、起床時や空腹時は乾燥しやすいため注意しましょう。
起床時に水を1杯飲む、空腹時に水を飲んで口腔内を湿らせるのがおすすめです。
ストレスがたまると唾液の分泌が減少しやすくなるため、ストレスをためないようにしましょう。

口臭が強くなる食べ物や喫煙を控える

口臭が強くなる、食べ物や飲み物を避けましょう。
食べた場合には、歯磨きをしたり口臭ケアアイテムを使用したりして臭いを軽減してください。
喫煙も口臭の原因となるため、禁煙することをおすすめします。

活性水素や口臭ケアアイテムを活用する

歯周病予防に効果があるといわれている、水素水を積極的にとるのもおすすめです。
水素水には、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する効果が期待できます。
口臭の原因となる歯周病を予防するためにも、活性水素や水素を豊富に含んだ甘露乃水をご活用ください。
口腔内の乾燥を防ぐためにも、こまめに水分補給をしましょう。
マウスウォッシュやサプリメント、ガムやタブレットなど、口臭予防に効果が期待できるグッズを活用するのもおすすめです。

歯周病や虫歯を治療する

歯周病や虫歯など口腔内の疾患がある場合には、きちんと治療しましょう。
定期的に歯科を受診して、口腔内のメンテナンスをするのも効果的です。
歯科では、セルフケアで取り除くことができない歯垢を除去してもらえます。
口腔内の健康状態にもよりますが、3~6カ月に1回を目安に歯科を受診するとよいでしょう。

口腔以外の健康状態をチェックする

割合は少ないものの口腔以外の疾患が口臭の原因になることもあるため、口腔以外の健康状態にも注意しましょう。
健康を守るには、早期発見と早期治療が欠かせません。
また、全身の健康状態が悪くなると歯肉にも悪影響を与えてしまうため、生活習慣を整えて健康を維持することが大切です。

気になる場合は口臭外来へ

セルフケアをしても口臭が改善しない、口臭が気になる場合には、口臭外来がおすすめです。
口臭外来は口臭の治療を専門的に行うところで、歯科や総合病院などで受けられます。
口臭外来では詳しい検査を行い、口臭を数値化したり原因を突き止めたりできるため、悩んでいる方は受診するとよいでしょう。

口臭ケアを習慣にしましょう

口臭は自分だけでなくまわりの人にも不快な思いをさせてしまうため、しっかりケアして口臭を軽減しましょう。
口臭を予防・改善するには、歯磨きをして歯垢を除去したり、口腔内の乾燥を防いだりすることが大切です。
歯周病や虫歯など口腔内の疾患を治療して、口腔内の健康を保つのも効果的です。
口腔ケアを習慣にして、気になる口臭を軽減しましょう。

≪参考記事リンク≫

口臭 | Teeths | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

歯周病 水素水に抑制効果 森田教授ら岡山大グループ|岡山の医療健康ガイド MEDICA (sanyonews.jp)

口臭|大正健康ナビ|大正製薬 (taisho-kenko.com)