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8つのポイントで夏風邪しらず!子供から大人まで使える予防策をマスターしよう

暑さによる体力の低下やエアコンの影響によって、夏風邪にかかる人が増えています。
夏風邪を予防するためにも、生活習慣を見直して免疫力を上げましょう。
夏風邪の原因や予防するための対策についてご紹介します。

夏風邪の主な症状や原因となるウイルス

冬にかかる風邪と夏にかかる風邪では、原因となるウイルスに違いがあります。
夏風邪の原因となる主なウイルスや、子供がかかりやすい夏風邪についてみてみましょう。

夏風邪とはどんなもの?

夏にかかることの多いウイルス性の感染症を、夏風邪と呼んでいます。
冬に流行るイメージの強い風邪ですが、夏に流行る風邪もあるため油断は禁物です。
冬は低温・低湿度を好むウイルスが流行しやすくなるのに比べ、夏は高温・高湿度を好むウイルスが流行しやすくなります。
夏に流行ることの多いウイルスは、エンテロウイルスとアデノウイルスです。
夏風邪の主な症状には、発熱、のどの痛み、腹痛、下痢などがあります。

子供がかかりやすい夏風邪は?

子供がかかることの多い夏風邪には、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱)、手足口病があります。
特にヘルパンギーナは流行することが多く、6~7月にピークを迎えます。
症状には高熱、のどの奥にできる潰瘍や口内炎があり、のどが痛くて食事がとれなくなってしまう子供も多いようです。
プール熱はその名の通りプールを介して移ることの多い病気で、発熱、のどや目の発赤などの症状が現れます。
手足口病は手のひらや足の裏に水疱のある発疹ができ、口腔内に口内炎ができる病気です。
これらは子供がかかりやすい病気ですが、大人がかかることもあるため注意しましょう。

夏風邪を予防するための対策8ポイント

夏風邪にはワクチンがないため、かからないように予防することが大切です。
手洗いやうがい、生活習慣や食生活などを見直して、夏風邪から体を守りましょう。

マスクを使用し密集を避ける

夏風邪を防ぐには、ウイルスを体内に入れないことが大切です。
ウイルスに感染している人の唾液などを、吸い込まないようにしましょう。
人が密集しているところや衛生面が心配なときには、マスクの着用が役立ちます。
夏に流行ることの多いエンテロウイルスやアデノウイルスに感染すると糞便からもウイルスが排出されるため、オムツの処理には注意しましょう。
インターネットやニュースなどで夏風邪の情報をチェックして、流行っている時期には人が密集する場所へのお出かけを控えるのもおすすめです。

手洗いとうがいをする

夏風邪予防には、手洗いとうがいが欠かせません。
特に、エンテロウイルスとアデノウイルスはアルコール消毒が効きにくいといわれているため、流水でしっかりと手を洗うことが大切です。
帰宅時や食事前、多数の人が使用するものに触れた後など、丁寧に手洗いをしましょう。
指先や指と指の間、爪の間など、洗い忘れのないよう注意してください。

タオルやコップを共有しない

他人と同じタオルやコップを使用すると、間接的にウイルスに触れて感染するおそれがあります。
家庭内で感染が拡がることも多いため、食器やカトラリー、タオルの共有には注意しましょう。
夏風邪には潜伏期間があるため、風邪症状がないからといって感染していないとは限りません。
潜伏期間中にも人に移してしまうおそれがあるため、夏風邪が流行しているときには注意が必要です。

十分な休息と睡眠をとる

夏風邪を防ぐには、体の免疫力を高めるのが効果的です。
そのためにも、十分な休息と睡眠を確保しましょう。
暑い日は体力を消耗するため、疲れているときや体調がすぐれないときは無理せずに休むことをおすすめします。
寝具や衣類、室温や湿度など睡眠環境を整える、生活リズムを整える、日中に適度な運動をするなどして睡眠の質を上げましょう。

エアコンで体を冷やさないようにする

夏場に、エアコンを24時間つけっぱなしにしている方も多いと思います。
熱中症を防ぐためにもエアコンは必要ですが、冷やしすぎると体調を崩してしまうため注意が必要です。
室内と室外の温度差が大きいと体調を崩しやすくなるため、温度差を10℃以内に収めましょう。
就寝時の温度は、26~28℃をキープするのがいいといわれています。
エアコンの風が直接肌に当たると体が冷えやすくなるため、風向を調節して風が当たらないようにしましょう。
湿度が高くなると寝苦しくなるため、湿度が40~60%くらいになるよう除湿などを活用するのがおすすめです。

栄養バランスのとれた食事を3食とる

健康を維持するには、いろいろな栄養素が必要です。
暑い日が続くと、かき氷やアイスなどの冷たいものばかり食べたり、ジュースを飲みすぎたりしてしまう方も多いでしょう。
けれど、冷たいものを多くとると胃腸に負担がかかり、体調が崩れやすくなってしまいます。
体調を整えて免疫力を上げるためにも、1日3食バランスのとれた食事をとりましょう。

血行の滞りを防ぐ

血液に含まれている白血球は、ウイルスから体を守る役割をもっています。
そのため血行が滞ると白血球が十分に力を発揮できなくなり、免疫力も低下してしまいます。
エアコンなどで体が冷えたり、水分が不足したりすると血行が滞りやすくなるため注意しましょう。
水分摂取をするときには、一気に飲むのではなくこまめに分けて飲むようにしてください。
夏は脱水を起こしやすく、脱水中は血流も戸通り安くなるため水分補給が重要になります。
甘露乃水はまろやかで子供がゴクゴク飲のんでくれます。
ミネラルや活性水素を含んでいるため健康のサポートにもおすすめです。

ストレスをためない

ストレスは免疫力を低下させるといわれているため、ストレスをためないようにしましょう。
ストレスは旅行やイベントなど楽しい予定でもたまりやすくなるため、夏休みやお盆休みにお出かけする方は注意が必要です。
予定を詰め込みすぎないようにし、リラックスできる時間も確保することをおすすめします。

夏風邪から体を守って楽しい夏を

夏風邪を防ぐには、体の免疫力を上げることが大切です。
食事、休息や睡眠、運動などの生活習慣を見直して、夏風邪に負けない体をつくりましょう。
手洗いやうがい、マスクの着用、人が密集する場所を避けるなど、基本的な感染症対策も効果的です。
健康をキープして、夏を楽しんでください。

≪参考記事リンク≫

白クマ先生の子ども診療所|日本医師会 (med.or.jp)

夏風邪と新型コロナウイルス感染症、症状をどう見分ける? | 健康サイト (alinamin-kenko.jp)

寝苦しい夏におススメ ぐっすり快眠できる「エアコン」活用方法 | みんなが気になる 心地よい「空気」の作り方 | Air Letter | エアコン | Panasonic

シオノギヘルスケアONLINE-免疫力を整える-免疫力アップに重要な「血流」 (shionogi-hc.co.jp)