いつ衣替えをすればいいのか、毎年悩んでいる方もいらっしゃるようです。
一般的に、夏服への衣替えは5～6月の最高気温が22度以上になったころ、冬服への衣替えは9～10月の最高気温が15度以下になったころがおすすめだといわれています。
体感温度には個人差があるため、暑さや寒さなど気候の変化を感じ始め、次のシーズンの衣類が必要になる少し前に衣替えをするとよいでしょう。
気温は急に変化することも多いため、季節の変わり目に活用できるカーディガンなどの羽織ものを準備しておくと重宝します。

収納する前に皮脂や汚れがついていないか確認し、不十分な場合は洗い直してから収納しましょう。
皮脂や汚れをつけたままにしておくと、黄ばみの原因になってしまいます。
また、ダニが繁殖して虫食いなどの被害にあうリスクも高くなるため注意しましょう。

衣類は十分に乾燥させ、湿気を取ってから収納しましょう。
生乾きの状態で収納すると、カビが生えたりダニが繁殖したりして衣類にダメージを与えてしまいます。

衣替えのときには、衣類だけでなくクローゼットや収納ケースも掃除しましょう。
コンパクトで収納力の高い収納ケースや、お気に入りのカラーの収納ケースなど、気持ちよく使える収納アイテムを選ぶのもおすすめです。
きれいにしたクローゼットに、お気に入りの香をプラスするのもいいでしょう。

衣類を気持ちよく着用するためにも、きれいにたたんで収納しましょう。
多く詰めすぎると湿気がこもるだけでなく、型崩れやしわができやすくなってしまいます。
衣類の種類やたたみ方にもよりますが、収納量は8割を目安にするとよいでしょう。
カビや虫から衣類をしっかり守りたい方には、防虫剤の使用をおすすめします。

衣類は毎日身に着けるものなので、選びにくいとストレスが溜まってしまいます。
よく使うものは取り出しやすいところに配置する、セットで着るものはまとめてしまうなど、自分が使いやすいように配置しましょう。
衣類がずれないハンガーや洗濯したまましまえるハンガーなど、管理の手間を省けるアイテムを活用するのもおすすめです。

自分に不要な衣類を抱えていると、運気が下がりやすくなるといわれています。
管理を楽にし、本当に必要なものを呼びこむためにも不要な衣類を処分しましょう。
不要かどうかを判断する基準は人によって異なりますが、3年以上着ていない服は今の自分に不要なことが多いようです。
色褪せや型崩れのある状態が悪いもの、着心地のよくないもの、好みでないものなどをチェックして、本当に必要かどうか検討しましょう。
不要な衣類を処分することで、自分に必要な衣類がわかってくるかもしれません。

湿気は服にダメージを与えるだけでなく運気も下げるといわれているため、雨や曇りなど湿気の多い日の衣替えはおすすめしません。
運気を上げるためにも、晴れの日に衣替えをしてお日様からパワーをもらいましょう。
晴れの日なら、洗濯や乾燥がしやすく衣替えがはかどります。

衣類の配置を工夫することで、運気を上げることができます。
風水的に、クローゼットの右側に短い丈の衣類をかけ、左側に向けて丈が長くなっていくように配置するのがいいといわれています。
また、色で配置する場合には、右側に淡い色の衣類や明るい色の衣類をかけ、左側に向けて色が濃く暗くなっていくようにするとよいようです。
ベルトをしまうときには、丸めず長いままの状態で吊るしたりかけたりする方が開運につながります。
ネクタイはスーツなどと一緒にかけるのではなく、ネクタイ単独でかけてしまうようにしましょう。

その年のラッキーカラーや自分のラッキーカラーを、クローゼットの真ん中やよく目に付くところに配置するのもおすすめです。
見るだけでうれしくなるような衣類を、目立つところに配置するのもいいでしょう。
身に着けていたときにハッピーなことが起こった衣類は、季節に関係なく残しておくといいといわれています。

埃は運気を下げるといわれているため、埃を払ってから収納しましょう。
クローゼットにかけて収納する場合、次のシーズンまで使用しないものには衣類カバーをかぶせて埃が付かないようにしてください。
また、一度着た衣類をそのままクローゼットにしまうのも禁物です。
洗濯するものは洗濯してから、洗濯しないものは陰干しをして整えてからしまうようにしましょう。