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親子で芸術の秋を楽しもう!芸術にふれて子供の感性や創造性を高める

「芸術の秋」という言葉を耳にしたことのある方も多いと思いますが、その由来についてご存じですか?
芸術の秋という言葉は、1918年に発行された雑誌に記載された「美術の秋」という言葉がきっかけになったといわれています。
また、秋にはさまざまな展覧会が行われることも関係しているようです。
暑さが和らぎ過ごしやすくなる秋は、子どもと芸術を楽しむのに最適の季節。子供が芸術にふれるメリットと、親子で芸術の秋を満喫する方法についてご紹介します。

子供が芸術にふれるメリット

芸術は、子供にとっても人生を豊かにしてくれる素敵なものです。
子供が芸術にふれることで期待できるメリットには、さまざまなものがあります。

創造性が育まれる

いろいろな芸術にふれることで、脳が刺激されて活性化するといわれています。
新しいことに興味をもったり、いろいろなアイデアが浮かんだりすることもあるでしょう。
絵を描いたり音楽を奏でたりと、芸術作品を生み出したいという思いが生まれるかもしれません。
創造性は芸術作品を生み出すだけでなく、学校生活や仕事、日常生活などさまざまなところで役立ちます。

感性が豊かになる

素晴らしいものを見たり美しい音楽を聴いたりすると、感性や美意識が磨かれるといわれています。
人間関係を学ぶのには、スートリーのある芸術作品がおすすめです。
ミュージカルや舞台、映画などを鑑賞することで、いろいろな立場の人や考え方の違いなどがあることを知ることができます。
相手を思いやるとともに、自分を大切にする気持ちを育むこともできるでしょう。

表現力を学べる

他者と関わっていくうえで、自分の気持ちを表現するのはとても大切なことです。
アートや音楽などいろいろな芸術作品にふれることで、多くの表現方法を学ぶことができるでしょう。
表現力や表現方法が増えると、他者に気持ちを伝えやすくなりコミュニケーション能力が上がります。

集中力がアップする

夢中になってアートを眺めたりミュージカルや舞台などを観たりすることで、集中力が養われます。
苦手なことには集中できないけれど、好きなことなら集中できるという子供がほとんどだと思います。
自分で絵を描いたり音楽を演奏したりと自分の好きな芸術活動をすることで、集中することの楽しさや大切さを学ぶこともできるでしょう。

マナーが学べる

美術館や博物館で芸術作品を鑑賞したりミュージカルや舞台を鑑賞したりするときには、一般的なマナーやその施設ごとのルールを守る必要があります。
子供のときから美術館などを利用することで、一般的なマナーを学ぶことができるでしょう。
他者に迷惑をかけないようにする、自分だけではなくみんなで楽しむためにはどうすればいいのかなどを考えるいい機会にもなると思います。

人生の喜びが増える

世界には素敵な芸術作品が多くあります。
子供のときからいろいろな芸術にふれることで、自分のお気に入りを増やすことができるでしょう。
子供のころに芸術と触れ合った経験が、大人になっても夢中になれる趣味へとつながるかもしれません。
夢中になれる趣味があると人生の楽しみが増えるだけでなく、日々のストレス発散にも役立ちます。

親子で芸術の秋を満喫する方法

芸術にふれる方法には、美術館でアートを鑑賞する、芸術体験ができる施設を利用する、自宅で写真集を見るなどさまざまなものがあります。
いろいろな芸術を親子で楽しんで、子供の可能性と喜びを広げましょう。

美術館や博物館でアートを鑑賞する

美術館や博物館で、子供の創造性や感性を育んでくれるアートを鑑賞しましょう。
子供が集中して鑑賞できるか心配、美術館や博物館に行くのが初めてという場合には、子供向けのサービスがあるところがおすすめです。
美術館や博物館によって、子供向けの展示や解説ガイドを設けているところがあります。
子供が興味をもてるようジブリや童話、アニメ作品が展示されているところを選ぶのもいいでしょう。

ミュージカルや舞台、音楽などを鑑賞する

ミュージカルや舞台を選ぶときは子供が興味を持ちそうな内容を鑑賞しましょう。
ディズニー好きな子供には、ディズニー作品の舞台やアイスショーなどがおすすめです。
子供が好きなアニメやゲームの作品なら、集中して楽しむことができるかもしれません。
近年はアニメソングを演奏するオーケストラコンサートも増えているため、子供が楽しめるものがないかチェックしてみてください。

芸術を体験できる施設を利用する

子供が楽しめる芸術体験をできる施設を活用しましょう。
陶芸体験や機織り体験、七宝焼き体験など、普段できない芸術体験ができる施設がいろいろあります。
各地で行われている、子供向けの体験イベントに参加するのもいいでしょう。
地方自治会が行うイベントやショッピングモールで行われるイベントには、無料や低価格のものが多くあります。

自宅で芸術作品を鑑賞する

お出かけしなくても、自宅で芸術に触れることができます。
子供が芸術に親しめるよう、絵や写真が楽しめるアートブックをすぐ読めるところにおいておくのがおすすめです。
間違い探しが楽しめるアートブックやシールが貼れるアートブックなど子供向けのものなら、子供も喜んで読んでくれるかもしれません。
お気に入りの芸術作品を、部屋に飾るのもいいでしょう。

いろいろな芸術に挑戦してみる

絵を描く、工作をする、楽器を演奏するなど、作品づくりに挑戦してみましょう。
ママやパパは子供のやる気を応援し、頑張っている様子を見守ってあげるのがおすすめです。
親子で一緒につくるのもいいでしょう。
作品が出来上がったら、思い切りほめてあげてください。
美術館や博物館のように、子供がつくった作品を部屋に展示するのもいいでしょう。

生活に芸術を取り入れましょう

子供の可能性や喜びを増やすためにも、芸術にふれる機会をつくりましょう。
芸術にふれることは子供の創造性や感性を育んだり、表現力や集中力を高めたりするのに役立ちます。
子供が興味を持ちそうな展示を見に行く、舞台や演奏を鑑賞するなどして、子供が芸術に親しむサポートをしましょう。
自宅で子供と一緒にアートブックを見たりCDを聴いたりして、日常生活に芸術を取り入れるのもおすすめです。
芸術の秋を、親子で一緒に楽しんでください。

≪参考記事リンク≫

スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、その由来とは?(季節・暮らしの話題 2017年09月23日) - 日本気象協会 tenki.jp

【子どもといっしょにアート体験】オススメの美術館や文化施設6選 | こそだてまっぷ (gakken.jp)

子どもの音楽の習い事、楽器別特徴とメリット・デメリット|ベネッセ教育情報サイト (benesse.jp)