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名水って本当に美味しいの?名水百選の選定基準や名水を楽しむ方法についてご紹介

日本には多くの名水があり、古くから人々の生活を支えています。
特に名水百選に選ばれたお水は人気が高く、ミネラルウォーターや清涼飲料水、お米やお菓子作りなどに活用されるだけでなく、観光地としても人々を楽しませています。
名水百選の選定基準や楽しみ方などをチェックして、日本が誇る名水をもっと身近に感じましょう。

名水百選とは

名水と聞くと、澄んだ美しいお水、美味しいお水を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
環境省が日本の名水として選んだ名水百選の選定基準や目的など、名水百選とはどのようなものかをみてみましょう。

名水百選ってなに?

名水百選は環境省が水環境保全の推進を図ることを目的として、湧き水や河川から選定しました。
お水は私たちの生活に欠かせないものであり、水環境を守っていくことは重要な課題です。
名水百選は日本各地にある清澄なお水について国民に紹介することで、水質保全への認識を深め、水環境保全に努めるよう推進を図っています。
現在は、昭和60年に選定した「昭和の名水百選」、平成20年に選定した「平成の名水百選」の併せて200選があります。
平成27年には名水百選30周年を記念して「名水百選選抜総選挙」が行われ、観光地や景観、秘境として素晴らしい名水、おいしい名水などが選ばれました。
2024年には、「令和の名水百選」の選定が予定されているようです。

どんなお水が名水百選に選ばれるの?

昭和の名水百選は、水質や水量、周辺環境や保全状況、地域住民等による保全活動があるかどうか、規模、故事来歴、希少性や特異性、著名度など。
平成の名水百選は、水質や水量、周辺環境の状況、親水性や近づきやすさ、水の利用状況、保全活動の内容や効果、故事由来や希少性などが選定基準となっています。
特に、平成の名水百選では地域住民等による水環境の保全活動が主体的かつ持続的に行われているかどうかが重要視されたようです。
名水百選の選定基準にはいろいろなものがありますが、飲用に適するかどうかは選定基準に入っていません。
名水百選に選定されているお水でも、飲用に適していると保証されているわけではないため注意しましょう。

名水の楽しみ方は?

名水の楽しみ方は、飲水だけではありません。
名水を味わったり景観を楽しんだりしながら名水の大切さを実感し、水環境保全の心を養いましょう。

名水を味わう

名水を飲んでみたいという方には、名水を原水としたミネラルウォーターがおすすめです。
名水ごとのミネラルウォーターを、飲み比べしてみるのもいいでしょう。
名水を使用した豆腐や蕎麦、水まんじゅうやかき氷などもおすすめです。
名水で育てられた野菜や果物、お米を使った食べ物も人気を集めています。
自然のままの名水を味わいたい方もいらっしゃると思いますが、そのまま飲める名水は限られます。
自然のままの状態だと雑菌などが多く、健康に悪影響を与える恐れがあるため注意が必要です。
湧水を飲みたいときには、必ず自治体に飲用できるか確認しましょう。

名水の景観を楽しむ

自然が豊かな場所の名水を選んで、景観を楽しむのもおすすめです。
名水を使った棚田と、海が農地よりも高く見える「逆さ海」が有名な大杉の清水(京都府)。
氷ノ山後山那岐山国定公園内にあり兵庫県観光百選1位にも選ばれた、かつらの千年水(兵庫県)。
秘境として人気を集めている鳥川ホタルの里湧水群(愛知県)や鷹入の滝(島根県)など、水と自然の美しさを再確認できるでしょう。
四季によって景観が異なるため、季節を変えて訪れるのもおすすめです。

観光しながら楽しむ

日本には、観光しながら楽しめる名水が多くあります。
「大王わさび農場」、「あづみのガラス工房」、宿泊施設などの観光施設が周りに集まっている安曇野わさび田湧水群(長野県)。
キャンプや釣り堀、サイクリングなど周辺でアウトドアが楽しめる、塩釜の冷水(岡山県)。
松本城の城下町にあり、博物館や食べ歩きと一緒に楽しめるまつもと城下町湧水群(長野県)など、好みに合わせて選ぶことができます。
名水とともに、楽しい思い出を増やしましょう。

自然に触れて癒される

自然には、心と体を癒す効果があるといわれています。
自然を眺める、森林浴をする、土や水に触れる、小鳥のさえずりや水音に耳をすますなどすることで、ストレスの軽減や免疫機能のアップが期待できることも。
自然が豊かな名水を選んで、疲れた心と体に元気をもらいましょう。
自然に触れるときには、自然を壊さないよう注意してください。

名水百選カードを集める

名水巡りをして、名水百選カードを集めるのもおすすめです。
名水百選カードは現在日本全国で48種類あり、各自治体の窓口で無料配布されています。
その土地の名水が写真に収められているので、旅の思い出の品としてもぴったりです。
配布されているかどうかは、各自治体にご確認ください。

名水について学ぶ

自分の身近にある名水を調べてみましょう。
どこの水源が名水に選定され、どのように利用されているのか、水環境保全のためにどんな活動が行われているのかなどを知ることで、名水をもっと身近に感じられるようになるでしょう。
名水については、インターネットや図書館などを利用して簡単に調べることができます。
全国にある、水に関する科学館や博物館などを利用するのもおすすめです。
名水についての知識を増やし、水環境保全のために何ができるのかを考えてみましょう。

みんなで名水を守りましょう

名水の条件は水質だけでなく、周辺環境が整っているか、保全活動か行われているかもどうかも重要なポイントになります。
日本の名水を守るためには、一人一人が水環境の保護に努めることが大切です。
名水を訪ねる際は、ごみを持ち帰る、自然を壊さない、水を汚さないなどルールとマナーを守って楽しみましょう。
名水を飲用したい場合には、飲用が可能かどうかを名水が所在する自治体に確認してください。
身近に名水がない、毎日おいしいお水を飲みたいという方には、安全で美味しいお水が自宅で楽しめる甘露乃水がおすすめです。
甘露乃水は水道直結型の整水器を取り付けるだけで、水道水をまろやかで飲み心地のいいお水に変えることができます。
名水にも負けない甘露乃水を、ぜひ味わってみてください。

≪参考記事リンク≫

環境省_名水百選ポータル (env.go.jp)

環境省_名水百選_名水百選選抜総選挙 (env.go.jp)

データで見る国立公園の健康効果とは? | 国立公園に、行ってみよう! | 環境省 (env.go.jp)

「令和の100名水」選定へ 環境省、湧き水や河川を〝観光の呼び水〟に - 産経ニュース (sankei.com)

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