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日本で古くから親しまれている薬湯とは?薬湯のうれしい効果と自宅で楽しむ方法

疲れがとれなくて朝起きるのがつらい、ストレスがたまって毎日が憂鬱、そんなときは自宅で手軽に楽しめる薬湯がおすすめです。
自分にぴったりの薬湯にゆっくりと浸かって、元気な心と体を取り戻しましょう。
薬湯の特徴と利用するときの注意点、おすすめの薬湯についてご紹介します。

薬湯(やくとう・くすりゆ)とは

温泉やスーパー銭湯などで目にすることの多い薬湯は、自宅でも手軽に楽しめる癒しの一つ。
薬湯の特徴や利用するときの注意点などをチェックして、自宅で薬湯を楽しみましょう。

古くから親しまれている薬湯

薬草や薬剤などの入ったお風呂や、怪我や病気の治癒に役立つ効果が期待できる温泉を薬湯といいます。
薬湯は「やくとう」「くすりゆ」と呼ばれ、日本人に親しまれてきました。
薬湯の歴史は古く、飛鳥時代に仏教とともに日本に伝わったといわれています。
冬至に入る風習のあるゆず湯や、端午の節句に入る風習のある菖蒲湯なども薬湯の一つです。
薬効のある植物や果物を入れることで簡単に利用できる薬湯は、自宅でできる癒しとして人気を集めています。

いろいろな薬効が期待できる日本三大薬湯

日本には薬湯と呼ばれる温泉が多くあります。
その中でも、草津温泉(群馬県)、有馬温泉(兵庫県)、松之山温泉(新潟県)は日本三大薬湯と呼ばれる人気の温泉です。
筋肉痛や関節痛、冷え性や疲労回復などさまざまな薬効が期待できるため、健康の維持増進や病気の治癒を目的として毎年多くの方が利用しています。
温泉と同じような薬効を得られる入浴剤も多く販売されているため、自宅で手軽に薬湯を楽しむこともできます。

自宅で薬湯を楽しむときに気を付けたいこと

薬湯は使用する植物や果物によって効果が異なるため、自分のお悩みに合わせたものを選びましょう。
植物や果物は、無農薬で育った新鮮なものがおすすめです。
植物や果物はしっかりと洗い、汚れを落としてから使用しましょう。
量が多すぎると肌がピリピリしたりかぶれたりするおそれがあるため、肌の状態をみながら使用し、異常がみられた場合にはすぐに洗い流してください。
肌のデリケートな方や皮膚疾患のある方、お子さまや妊娠中の方は、かかりつけ医に相談してから使用することをおすすめします。
また、大理石など浴槽によって薬湯が適さないものもあるため注意が必要です。
植物や果物が循環口や排水溝に詰まると浴槽にダメージを与えてしまうため、細かくカットした植物や果物はガーゼにしっかりと包んでから使用し、入浴後はすぐに洗い流してください。

自宅で楽しめるおすすめの薬湯

私たちの身の回りには、薬効のある植物や果物がいろいろ揃っています。
その中でも、使用する植物や果物が入手しやすく、手軽に楽しめる薬湯についてご紹介します。

ヨモギ湯

ヨモギ餅など食用として人気の高いヨモギは、薬湯はもちろん化粧品の原料にも使用されている人気の植物です。
ヨモギは道端や公園、野山などに生えており、3月~8月頃まで採ることができます。
生のヨモギはスーパーなどで販売されていないため購入できませんが、乾燥したものであればインターネットで購入できます。
生のヨモギを使用する場合には、葉先から20㎝ほどを細かく刻んで水から煮だしし、煮汁だけをお風呂に入れてください。
ヨモギには抗菌作用、鎮静作用、止血作用があるため、腰痛や神経痛、肌荒れにお悩みの方におすすめです。

どくだみ湯

独特の臭いが印象的などくだみは、日本の三大薬草とも呼ばれ古くから活用されている植物です。
どくだみは日本全国に生えている植物で、6月~8月頃になると路地や野原などいろいろなところでみられます。
苗を販売している園芸店も増えているため、野生のどくだみが見つからないときは園芸店を探してみるといいでしょう。
乾燥したものであれば、インターネットやドラッグストアで購入できます。
生のどくだみは葉や茎を適当な大きさにカットして、ガーゼの袋に詰めてからお風呂に入れてください。
どくだみには抗菌作用や抗炎症作用があるため、あせもや湿疹にお悩みの方におすすめです。

みかん湯

甘酸っぱくてジューシーなみかんは、美味しいだけでなく香りも爽やかな人気の果物です。
旬は冬ですが、いろいろな品種がありハウスで温室栽培もされているため、5月~3月頃まで味わうことができます。
みかん湯では、みかんの果肉ではなく皮を使用します。
みかんの皮を陰干しして乾燥させたものを、ガーゼの袋に入れてからお風呂に入れてください。
みかんには美肌効果やリラックス効果、血行を促す効果があるため、肌を整えたい方や疲労を回復したいときにおすすめです。

生姜湯

香辛料として人気の高い生姜は、漢方に使用されることも多い植物です。
生姜はスーパーなどで年中販売されているため、入手しやすいのがメリットの一つ。
生の生姜をすりおろし、絞った生姜汁をお風呂に入れてください。
もっと手軽に生姜湯を楽しみたい場合には、市販されているチューブの生姜でも代用できます。
生姜には鎮静作用や殺菌作用、血行を促す効果などがあるため、冷え性にお悩みの方や肌を整えたい方におすすめです。

大根湯

煮物やサラダなど食卓に欠かせない大根も、薬湯におすすめの野菜です。
旬は冬ですが年中手に入り、いろいろな料理に使えるため常備している方も多いでしょう。
大根湯には大根の葉を使います。
大根の葉を10日間ほど干し、乾燥したものをガーゼの袋に入れてからお風呂に入れてください。
大根には血行を促す効果や皮膚の炎症を落ち着かせる効果があるため、冷え性にお悩みの方や肌を整えたい方におすすめです。

甘露乃水で薬湯をもっと効果的に

市販の入浴剤を使用するのもいいですが、自分で準備した植物や果物を使用するとより薬湯を楽しむことができます。
旬の植物や果物を使用することで季節を感じることもできるため、ぜひ利用してみてください。
より薬湯の効果を高めたいという方には、使用するお水にもこだわるのがおすすめです。
甘露乃水は不純物が徹底的に除去されているため、植物や果物の効果を妨げません。
中性なので、植物や果物がお湯になじみやすいのもメリットの一つ。
活性酸素や白金ナノコロイド、ミネラルなども豊富に入っているため、健康の維持と増進に役立ちます。
甘露乃水を活用した薬湯で、疲れた心と体を癒しましょう。

≪参考記事リンク≫

お風呂が天然アロマバスに! 日本の四季を楽しむ「季節湯・薬湯」12ヶ月【東京ガス都市生活研究所】 | 東京ガス ウチコト

10月の季節湯は生姜風呂!保温効果バッチリのジンジャーパワーで温活しよう!|今日のおふろどうする?

薬湯とは?日本三大薬湯とおすすめ温泉も紹介|ニフティ温泉

2月の季節湯は「大根湯」おふろに入ってよし、食べてよし、大根の効能を解説|今日のおふろどうする?

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