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尿路結石の予防には水分摂取が大切!症状や原因、おすすめの飲み物や食べ物をご紹介

尿の通り道に結石ができる尿路結石は、三大激痛ともいわれるほど強い痛みが起こる病気です。
再発する恐れが高いため、経験者の方は特に注意が必要だといわれています。
症状や原因、予防におすすめの飲み物や食べ物など、尿路結石の予防に役立つ情報をご紹介します。

尿路結石について

尿路結石は珍しい病気ではないため、耳にしたことのある方もいらっしゃると思います。
気になる症状や原因、治療法などをみてみましょう。

どんな病気なの?

尿の通り道である腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石ができてしまう病気です。
女性よりも男性がかかることが多く、男性は7人に1人、女性は15人に1人が一生のうちに経験するといわれています。
年齢別では、男性は40代~50代、女性は50歳以降での発症が多くなっています。
以前は中高年の男性に多い病気だといわれていましたが、近年は食生活の欧米化や生活習慣病の増加に伴い若年層や女性の発症も増えているため注意が必要です。
また、尿路結石は再発率が高く5年間で50%ほどの人が再発するといわれているため、既往歴のある方は予防に努めましょう。

どんな症状が現れる?

結石が尿管に詰まると、詰まった側の背中や腰、下腹部などに激痛が起こります。
心筋梗塞、群発頭痛と合わせて、三大激痛ともいわれるくらい痛みが強いのが特徴です。
血尿が現れることが多く、吐き気や嘔吐、排尿困難などが現れることもあります。
鎮痛剤で痛みを緩和できる場合もありますが、結石が体外に排出されるまでは激痛に注意しなくてはなりません。
また、結石のせいで尿の流れが妨げられると、腎機能の低下を招いてしまいます。

起こす原因は?

複数の要因が重なっていることが多く、人によって発生要因が異なるため原因がはっきりしないことも少なくありません。
発生要因には水分の摂取不足、食生活の乱れ、内分泌疾患、腎臓や尿路の異常などがあります。
遺伝性もあるといわれており、家族に尿路結石の既往がある場合は発症リスクが高くなるため注意しましょう。
また、高血圧、脂質異常症、糖尿病など生活習慣病との関連性も指摘されています。
特に肥満との関連性が高く、はっきりとは解明されていませんが肥満があると発症リスクが高くなるといわれています。

治療法は?

結石が10mm以下の場合は、尿と一緒に体外に排出される可能性があります。
そのため結石が小さい場合は、鎮痛剤で痛みをコントールしながら結石を排出しやすくする薬を服用したり、飲水をしたりして排出を促します。
結石が詰まると尿の流れが妨げられて腎機能の低下を招いてしまうため、排出が望めない大きな結石の場合は手術が必要です。

予防するポイント

尿のシュウ酸、カルシウム、尿酸が多いほど結石が形成されやすくなるため、これらの成分を増やさないようにすることが大切です。
水分摂取量や食事内容などを見直して予防に役立てましょう。

水分を十分に摂る

慢性的に水分摂取量が不足すると結石が発生しやすくなるため、1日に必要な水分をしっかり摂りましょう。
成人男性は、1日に2.5ℓほどの水分が必要です。
体内で作られる分と食べ物から摂る分を除き、1.2ℓを飲水によって摂らないといけません。
また、再発予防には1日に2ℓほど飲水するといいといわれています。
水分を多く摂って尿量を増加させることで、結石となるシュウ酸カルシウム結晶が形成されるのを抑えることができます。

おすすめの飲み物

シュウ酸を多く摂ると尿路結石ができやすくなるため、コーヒー、紅茶、ココア、チョコレートドリンクなど、シュウ酸を多く含む飲み物を摂り過ぎないようにしましょう。
アルコールは尿中の尿酸濃度を高くし、尿酸を含む結石を形成しやすくするため控えるようにしてください。
また、シュウ酸は玉露や煎茶、抹茶などにも含まれているため、普段の水分補給にはお水がおすすめです。

適した飲み方

お水はまとめて一気に飲むのではなく、コップ1杯ぐらいを複数に分けてこまめに飲みましょう。
一気にたくさんのお水を飲むと、体に吸収されずに排尿されて水分が不足したり、電解質のバランスが乱れたりするおそれがあります。
また、尿路結石は就寝中に起こることが多いため、就寝前の水分摂取が重要です。
就寝中は水分摂取と排尿が行われないため、尿が濃縮されて結石ができやすくなってしまいます。
尿路結石を防ぐためにも、就寝前にしっかりと水分を摂取しましょう。

おすすめの食べ物

シュウ酸を多く摂り過ぎないようにメニューを工夫しましょう。
シュウ酸はほうれん草、小松菜、キャベツ、ブロッコリーなどに多く含まれていますが、ゆでることでシュウ酸の量を減らすことができます。
シュウ酸を多く含む野菜はゆでて調理し、ゆで汁は捨てましょう。
また、シュウ酸とカルシウムを合わせて摂ると腸内で結合し、便として排出されるため体への吸収を抑えることができます。
成人は1日に600~800mgのカルシウムを摂る必要があるいわれていますが、不足している方も少なくありません。
干しエビ、いわし、昆布、チーズなど、カルシウムを多く含む食品を意識して摂りましょう。
尿酸を含む結石には、尿酸を多く含む肉や魚、卵などの動物性たんぱく質を食べ過ぎないようにすることが効果的です。
一汁三菜を意識しながら、バランスのとれたメニューにするようにしてください。

体重をコントロールする

肥満になると尿路結石になるリスクが高くなるため、適切な体重をキープすることが大切です。
お菓子やジュース、ジャンクフードなど高カロリーのものを控えめにし、カロリーの摂り過ぎに注意しましょう。
極端にカロリー制限をするダイエットは、体に悪影響を与えるだけでなくリバウンドもしやすくなってしまいます。
健康的に痩せるには、食事制限だけでなく適度な運動を取り入れるのがおすすめです。
適度な運動はストレスの軽減や生活習慣病の予防にも役立つため、積極的に取り入れていきましょう。

甘露乃水でしっかり水分補給

尿路結石は再発しやすいため、経験したことのある方は特に注意が必要です。
水分摂取の方法や食事内容を見直すことで発症リスクを下げることができるため、生活習慣を整えて予防に努めましょう。
特に水分摂取は予防に欠かせないので、良質なお水をしっかり摂るようにしてください。
甘露乃水は美味しく中性で飲みやすいため、毎日の水分摂取におすすめのお水です。
生活習慣病の予防や老化を緩やかにするのに役立つ活性水素も豊富に含まれているため、健康と美容のサポートに甘露乃水をご活用ください。

≪参考記事リンク≫

尿路結石症診療ガイドライン第2版

尿路結石症|一般の皆様へ|日本内分泌学会

再発と予防 |尿路結石症を知る | 患者さん・ご家族の皆さまへ|日本新薬株式会社

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