BLOG 水ブログ

台風に備えて家族の安全を守る!台風がくる前にしておきたい対策や注意点

毎年台風が接近・上陸する日本では、台風が身近なものとなっています。
そのため、油断して台風の備えをしていないという方もいらっしゃるようです。
大切な家族の健康と安全を守るには、しっかりと台風に備えて適切に対応できるようにしておくことが大切です。
台風がくる前に備えておきたいことや台風が近づいてきたときの対応を、台風の豆知識と合わせてご紹介します。

知っておきたい台風の豆知識

雨や風が激しい台風は、人間の命を奪うおそれのある危険なものです。
台風による被害を抑えるためにも、台風が多いシーズンや発生するおそれのある被害についてみてみましょう。

台風が多いのはいつ?

台風が多いのは、7月~10月の夏から秋にかけてです。
1991年~2020年の気象庁の記録では8月が最も多く、次いで9月、7月、10月となっています。
また平均で1年間に約25個の台風が発生し、そのうちの3個が上陸するという結果も発表されています。

台風によってどんな被害がある?

台風が日本に接近・上陸すると、さまざまな被害が発生するおそれがあります。
台風で注意が必要な被害には、大雨や洪水、暴風や高潮、雷、土砂崩れなどがあります。
また、台風の影響による事故や怪我も増えてしまいます。
公共交通機関が運休になったり、学校や仕事が休みとなったりすることで、予定の変更を余儀なくされることも多いようです。
お盆シーズンに台風が重なると、交通機関が混乱したり、宿泊施設のキャンセルが相次いだりするなどの問題も起こってしまいます。

警戒レベルってなに?

台風などによって災害が起こりそうなときに発令される、警戒レベル。
警戒レベルは災害が発生する危険度や、災害による被害を抑えるために住民がとるべき行動を5段階で表したものです。
警戒レベル1が早期注意情報、警戒レベル2が大雨・洪水・高潮注意報、警戒レベル3が高齢者等避難、警戒レベル4が避難指示、警戒レベル5が緊急安全確保となっており、警戒レベルに従うことで、災害による被害を抑えて身を守ることができるようになっています。

やっておきたい台風の備え

台風から家族の安全を守るには、台風への対策をしっかりと行うことが大切です。
台風が近づいてくる前に準備しておきたいことや、台風がきたときにどう対応すればいいのかなどを確認し、いざというときの安全確保に役立てましょう。

台風情報をこまめに確認する

自然災害に素早く対応できるよう、日頃から天気予報をチェックする習慣をつけましょう。
台風が近づいているときには、テレビやインターネット、ラジオなどでこまめに情報をチェックしてください。
特に、住んでいる自治体が発令する警戒レベルに注意し、適切に対応できるようにしましょう。
気象庁のウェブサイト「キキクル」では、各地域の大雨や洪水警報の危険度がわかりやすく紹介されています。
自分が現在いる位置の危険度を正確に把握して、防災に役立てましょう。

ハザードマップを確認しておく

台風がきたときに適切に対応するには、日頃からハザードマップを確認しておくことが大切です。
ハザードマップを見ることで、浸水するおそれのある地域や土砂災害が起こる危険性のある地域などを知ることができます。
避難場所や避難経路などを決めるときに、ハザードマップの情報を参考にするといいでしょう。
ハザードマップで危険が予想される地域には、できるだけ近づかないようにしてください。
自宅が危険な地域となっている場合には、いざというときに備えて災害対策を厳重に行い、避難できるように準備しておくことをおすすめします。
また、ハザードマップで危険な地域に指定されていなくても、油断しないようにしてください。

不要不急の外出を控える

台風が近づいているときには、不要不急の外出を控えましょう。
どうしても外出しなければならないときには、水路や海岸、土砂崩れしそうなところなどを避け、安全なルートを選ぶようにしてください。
子どもは好奇心が旺盛なため、大雨や暴風などを見ようと無断で外出してしまう恐れがあります。
子どもに台風の危険性を説明し、絶対に外出しないよう注意しましょう。

防災グッズを確認する

台風の影響で外出できなくなったときに備えて、飲み物や食べ物を準備しておきましょう。
停電する恐れもあるため、すぐ使えるところに懐中電灯を配置してください。
また、スマホやパソコン、モバイルバッテリーも充電しておきましょう。
避難に備えて、持ち出し用バッグを準備しておくことも大切です。
飲食物の消費期限が切れていたり、ラジオなどが壊れていたりすることもあるため、定期的に問題なく使えるかどうかを確認しておきましょう。

台風がひどくなる前に安全を確保する

雨や風が強くなる前に、家や家の周りを整えましょう。
庭や駐車場に子どもの玩具や植木など風に飛ばされそうなものがある場合には、家の中にしまうか風に飛ばされないように固定してください。
網戸や雨戸、テレビのアンテナなども飛ばされないよう注意が必要です。
自転車は室内で保管するのが理想ですが、置く場所がない場合には横に寝かせましょう。
電動アシスト自転車は横に寝かせると水が浸入しやすくなるため、バッテリーを抜いて自転車カバーをしっかりとかけ、直立のまま倒れないように固定してください。
ドアや窓ガラスを補強したり窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ったりすることで、ガラスによる被害を減らすことができます。
急な移動や避難場所としても利用できるように、自動車のガソリンは満タンにしておきましょう。

台風に備えて被害を最小限にしましょう

台風が接近するのを止めることはできませんが、台風に備えることで被害を抑えることができます。
日頃から防災グッズを整えておくとともに、家族でハザードマップを確認しておきましょう。
台風がくるときには不要不急の外出を避け、自宅や周りを整えるようにしてください。
台風情報や警戒レベルをこまめにチェックし、適切に対応できるようにすることが大切です。
台風に備えること、安全を確保することの重要性を家族で話し合い、家族の安全と健康を守りましょう。

≪参考記事リンク≫

大雨や台風の気象情報に注意して 早めに防災対策・避難行動を行いましょう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)

「警戒レベル4」で危険な場所から全員避難!5段階の「警戒レベル」を確認しましょう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)

気象庁|台風の発生、接近、上陸、経路 (jma.go.jp)

台風や大雨の日に、電動アシスト自転車を屋外保管する場合の注意点を教えてください。 (custhelp.com)